知らない人はいなであろうラパラカウントダウンシリーズ。「困ったときのラパラ」の代表格。こいつは本当にいい仕事をしてくれる名作中の名作。
主なスペック
サイズ | 70mm |
重さ | 7g |
タイプ | シンキング |
ウエイト | 固定 |
材質 | ウッド |
フック |
外観
カウントダウン 7(CD7)について
凄い有名なルアーなんですけど、使い方がよくわからなかった時は飛ばないし釣れないしで言われるほど良いルアーではないんじゃないかと思っていました。デザインなども時代遅れ感満載で持ってはいるもののタックルボックスの肥やし状態になっていました。昔の話になりますが、河川シーバスを始めたころにデイシーバスゲーマーのRさんと出会い、何度か一緒に釣りをさせてもらうことがありました。Rさんはデイ専門で真昼間にもかかわらず河川シーバスをバンバン釣り上げていた凄腕釣り師です。そのRさんはCD7を好んで使用していました。となりで釣りをしていたRさんはおもむろにCD7を取り出しキャスト。そのあとが凄いロッド裁き。着水後しばらくカウントダウンしてからジャークの嵐。硬いエギロッドにPEラインでギュンギュン音を鳴らしながらの激しい連続ジャーキング。ほどなく大型シーバスを掛けるもその時は残念ながらフックアウトしてしまいましたが、ジャーキングの神髄を目の当たりに目から鱗状態だったのを今でも覚えています。
その後、地元でもなんとかCD7でシーバスを釣ってやろうとRさんジャーキングを真似して試したところこれまで成績不振だったCD7が嘘のように次々とシーバスを連れてきてくれるようになったんですよ。
しかもCD7のジャーキングでないと釣れないときがあるんですよ。ほんとう「困ったときのラパラ」っていう意味がようやく分かった気がしました。やっぱりルアーには使い方というか使いどころというものがあるんだなぁとつくづく勉強させられたルアーです。
タダ巻きでも十分釣れるルアーということですが、自分の中では近距離戦でのジャークベイトという位置付けのルアーです。ワンサイズ大きいCD9(カウントダウン9)の方はただ巻きメインで使用しています。
Rさんには後に「ティムコ ベイスラッグ」のスラッキングという技を教わることになります。これも驚異的な爆発力のある技でした。
コメント