ガイナ123の発売当初、非常に絶賛されていたルアーだったので一度投げてみたいと思い購入したもの。その期待とは裏腹に私には使うのが非常に難しいルアーでした。シャローランナーなんて投げてただ巻けばいいんじゃないの?という感覚で使用していたんですが、これがそう簡単にうまくいかないんですよ。というのも重心移動システムが凝りすぎていてウエイトがまともに戻らないことが多かった。玄人好みのルアーなのかな。のちにガイナの小型版が発売されましたがこちらはよくできているルアーでした。
主なスペック
サイズ | 123mm |
重さ | 約17g |
タイプ | フローティング |
ウエイト | 重心移動(マグネット) |
材質 | プラスチック |
フック | ST-46 #5 |
外観
よくあるシャローランナーとは異なる腹側が出っ張っているデザインでローリングアクションを売りにしていました。確かに泳ぎだせば良いローリングを見せてくれます。
しかし、まともに泳がせるにはキャスト時、後方に寄ったウエイトを前方に戻さなければならないのですが、これがうまく戻らなかった。ウエイトを前方に戻せなかった場合、当然全く泳がない。。。
私が下手くそなのかと思いつつ、ルアーをいろいろ確認してみたところ、どうやら重心移動システムが凝りすぎていてウエイトが戻りにくい構造になってしまっているのが原因ぽい。
移動重心システムのウエイトのほとんどは転がりの良い球体なのに対してこのガイナ123は円柱型のウエイト。しかも2発入っています。球体なら軽い力でもコロコロとウエイト移動できるんですが、円柱型故にウエイトが移動する際の摩擦抵抗が大きすぎてうまく移動できないと言う事なんでしょう。
ガイナ123は普通のルアーで釣り飽きた玄人好みのルアーなんじゃないかと思います。こうゆうちょっと扱いが難しいルアーで釣りをするというのもなかなか面白いかもしれませんね。余計なことを考えず釣りを楽しみたい場合はガイナ105のほうがいいですね。
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